- 2017年7月20日
【安全情報】口腔内で使用する造形物のレジンにつきまして
歯科用3Dプリンターformlabs Form2を運営します株式会社YOKOITOサポートチームです。
現在、造形物の口腔内での使用に関する安全性についての問い合わせを多数頂いております。
特にその中でも多いものとして、グレーレジン等模型用レジンを利用してもいいのかどうかとのお問い合わせを頂いております。
口腔内で利用する造形物をDentalSG以外のレジンで造形することは決してしないようお願い致します。DentalSG以外のレジンには健康に対する有毒性Category2の記載がございます。これは材料紹介ページにありますSDS(安全データシート)に記載されておりますので、ご使用の際にはご確認お願いします。たとえ短時間であってもDentalSG以外の造形物を口腔内に入れないでください。
その為、Form2の納品時にはレジン材料を使用する際に安全な使用方法(ゴム手袋の着用等)、DentalSG利用時の後処理等の注意点を徹底してお伝えしております。
これから口腔内(サージカルガイド等の歯科用インプラント手術器具)での利用を検討されている


- 2017年7月1日
Formlabs史上最も精度の高い3Dプリント素材「Dental Model Resin」ができるまで
歯科技工室には、ある特定の用途ではなく幅広い用途に使えるツールがいくつかあります。プロ用の3Dプリンターはその中の一つです。プロ用の3Dプリンターが幅広くさまざまな用途に応用できるのは、用途に応じていくつもの素材が用意されているからです。素材は、何に使うかによって固有の特性が求められます。丈夫で長持ちすることが求められたり、手術のために生体適合性が必要だったり、見た目の問題から透明であることが好ましかったりという具合です。
新しい素材を使うだけで、今まで使っていた3Dプリンタで、より多様な歯科用製品を作り出すことができます。手作業や高価なCNC切削機に頼る必要は、もうありません。Formlabsは2016年の春に、初の生体適合性素材となるDental SGをリリースしました。現在は2017年末の発売に向けて、未発表のものも含め6種類の歯科用素材を開発しています。
これまで、歯科医師のお客様方から、歯科用模型のレジンが欲しいというご要望を多く頂戴してきました。クラウン・ブリッジの補綴では、クラウン(歯冠)もしくはブリッジを実際の患者の歯